CorelDRAW Graphics Suite 2017 - Update 1:リリース ノート

お客様からご報告いただいた問題やその他の問題に数多く対処した Update 1 では、CorelDRAW Graphics Suite のユーザーエクスペリエンスが向上します。向上したパフォーマンスや安定性には、以下が含まれます。

アプリケーションの作業領域

  • CorelDRAW X8 または Corel PHOTO-PAINT X8 の作業領域のインポート時にフロート化したドッキング ウィンドウがグレーアウトする問題に対処しました。
  • [シンボル マネージャ] ドッキング ウィンドウ:[シンボルの挿入] および [シンボルの編集] ボタンのアイコンがそれぞれ異なるものになり、見分けやすくなりました。
  • カスタマイズ:[境界] コマンドが [オプション] ダイアログ ボックスの [コマンド] ページの [オブジェクト] 内に表示されるようになりました
    ([ツール] > [カスタマイズ] メニュー、カテゴリの [カスタマイズ] リスト)。
  • [オブジェクト座標] ドッキング ウィンドウ:上下の矢印を使って新しい値を設定したときに、[オブジェクトの置換] ボタンが使えるようになりました。

曲線の表示、ベクトルのプレビュー、および表示

  • ベクトルのプレビュー、ノード、およびハンドルに対して、デフォルトのカラースキームで [選択したオブジェクトをハイライト] オプションが期待どおりに機能するようになりました (単色モード)。
  • 整形ツールで選択された重複するノードが、ノード タイプが異なる色で表示されている場合でも表示されるようになりました。
  • サブパスのあるオブジェクト:サブパスの開始ノードまたは終了ノードを選択し、コントロール ハンドルをドラッグして曲線を編集したとき、プレビューにパス全体に沿った変更が表示されるようになりました。
  • メッシュ塗りつぶしおよび複雑な曲線のノードの編集が速くなり、ちらつきがなくなりました。
  • エンベロープのすべてのノードが適切に表示されるようになりました。
  • 複雑な描画のオブジェクトの選択と再描画が速くなりました。

写真編集

  • Canon 7D の RAW ファイルを Corel PHOTO-PAINT で開けるようになりました。

テキスト

  • 様々な問題が修正され、テキストの編集、プレビューおよび移動が、プレビューおよびノードのデフォルトのカラースキーム (単色モード) と X8 以前のバージョンのデフォルトのプレビューおよびノード モードである XOR モードの両方で使いやすく、速くなりました。

ツール

  • 曲線オブジェクトで仮想セグメントを正常に削除できるようになりました。
  • 仮想セグメントの削除ツール、整形ツール、選択ツールによるノードとオブジェクトの選択が速くなりました

安定性

以下の操作をしても CorelDRAW が無反応になることがなくなりました。

  • 寸法線を含む特定のファイルの印刷
  • 寸法線があるシンボルの透明度の追加または編集
  • 特定の SVG ファイルのインポート