曲線オブジェクトのノード数を自動的に減らすことができます。 複雑な曲線オブジェクトには、オブジェクトを編集するのに不要な重複ノードや冗長ノードがしばしば含まれています。曲線オブジェクトでノード数を減らすと、編集が楽になり、多様なデバイスやファイルフォーマットに簡単に出力できるようになります。
下のステップは、オブジェクトの品質を損なうことなく、曲線オブジェクトのノード数を自動的に減らす簡単な方法を説明しています。
図 1
この曲線オブジェクトは他のプログラムで作成され、CorelDRAWR X3 にインポートされました。
後で2つの曲線を比較できるようにCtrl + Dを押して、オブジェクトを複製します。
図 2
プログラムウィンドウの下のステータスバーは選択したオブジェクトのノード数を表示します。
図 3
オブジェクトのノード数は、大幅に減少しました。
描画ウィンドウのどこかをクリックし、曲線の選択を解除します。次に、ワイヤーフレームモードで曲線オブジェクトを表示し、ノードをもっとはっきりと表示させます。
図 4
ワイヤーフレームモードでは、ノードをもっとはっきりと表示できます。
[ノード数の削除]コマンドは曲線オブジェクトから重複ノード、冗長ノードを削除しますが、オブジェクトに対する同レベルのコントロールを維持します。今回の例では、オリジナルのオブジェクト (1) に154ものノードがあったのに対し、編集版 (2) のノードは101になりました。